昆布水の効能は血圧を下げる効果だけでなくダイエットなどの効能もあってスゴイ!

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和食

昆布といえば日本料理においては
良質なだしを取る代表的な食材の1つですね。

ですが毎日の家庭の料理においては、
だしを取るには手間も時間もかかります。

そこで手軽に昆布からだしを取る方法として考えられたのが昆布水です。

事前の準備は必要ですが、
用意しておきさえすれば手軽に使うことができ、
料理の味もワンランクアップすること間違いなしです!

また、昆布水によって毎日の料理の質が上がるだけでなく、
昆布に含まれる食物繊維やビタミン・ミネラルなどの栄養素を得ることができ、
おいしい食事を取りながら健康促進効果にも繋がるという
一石二鳥な効果が期待できます。

さらにこの昆布水は料理に使うだけでなく、
美容効果もあるということからそのまま飲むことも出来ます。

簡単に作れる昆布水で料理が美味しく、
ついでに美容や健康も促進できるという便利な昆布水について、
今回はご紹介したいと思います。


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<昆布水の作り方>

昆布水の作り方はいたってシンプルです。

まず、10gのだし用の昆布をキッチンバサミで細かく
(理想では1~2mm)刻み、
1リットルのポットなどに刻んだ昆布を入れて水を注ぐだけ。

そして最低3時間、
できれば一晩冷蔵庫に入れておけば完成です。

また、一度使った昆布にもう一度水を1リットル注ぐことで、
再び昆布水を作ることが出来ます。

<昆布水の賞味期限は?>

水で出した昆布水の場合は10日から2週間くらいは保つようです。

火にかけてとっただしの場合はあまり日持ちせず、
2~3日ほどで使い切らなければならないでしょう。

賞味期限の点で考えても、
昆布水は使い勝手の良いお出しだといえるでしょう。

<昆布水を作る際のポイント>

昆布の種類はなんでも良いのですが、
酢昆布や刻み昆布などそのまま食べる昆布ではなく、
だしとして使う昆布を使ってください。

また、昆布を使う際は水洗いは厳禁です。

昆布の表面に付着した白い粉のようなものを
カビ等と誤解する方もいるようですが、
これはマンニットと呼ばれるグルタミン酸と並ぶ旨味成分です。

昆布を水洗いしてしまうと旨味成分が流れでてしまいますので、
そのまま使うことに抵抗がある方は、
堅く絞った濡れぶきんで軽く表面を拭く程度にとどめてください。

水に関しても普通に水道水で構いません。

ミネラルウォーターを使うのも良いのですが、
昆布水を作るには軟水の水が適しています。

水には軟水と硬水があるのはご存知かと思いますが、
水の硬度は水の中に溶け込むミネラル
(カルシウムとマグネシウム)の量が多いものを硬水といい、
少ないものを軟水といいます。

軟水の水のほうがグルタミン酸などの旨味成分を引き出しやすいのですが、
硬水になると昆布の旨味成分などと、
水に含まれるミネラル成分とが結びついてアクになってしまうのです。

ですが肉料理などでは硬水の水の方が適しており、
肉を硬くするタンパク質と硬水のミネラルとが結びついてアクを出し、
肉を柔らかくすることが出来るためです。

ちなみに日本の水質のほとんどは軟水で、
この水質が日本料理のだしの文化を築いてきたと言われています。

<昆布水によって得られる栄養素は?>

美容

昆布にはフコイダンやアルギン酸などの食物繊維や、
脳や体の発達に関わる甲状腺に必要なヨウ素、
血圧を下げる効果があるとされるカリウム、
カルシウムやマグネシウム、鉄などのミネラル、
疲労回復に効果的なビタミンB1など実に多くの栄養素を備えていて、
その効能は美容効果やダイエット効果、便秘改善など多岐にわたり、
特に女性には非常に頼もしい食材でおすすめの健康法です。

<昆布に含まれるフコイダンの効能がすごい!>

昆布には水溶性食物繊維である
フコイダンやアルギン酸がたっぷり含まれていますが、
特に注目したいのがフコイダンの様々な効能です。

・アンチエイジング

フコイダンは海藻のネバネバ成分なのですが、
例えばシミやシワ等の老化現象の原因となる活性酸素を除去する効果があり、
アンチエイジングとしての効能が期待できます。

・コレステロール、中性脂肪対策

フコイダンは腸内の余分なコレステロールや
中性脂肪の元になる脂肪を絡めとって便として排出することで、
血液中のコレステロールや中性脂肪を下げる働きもあります。

・美肌と便秘改善

フコイダンの水溶性食物繊維という性質は、
腸内でビフィズス菌などの善玉菌のエサとなるため、
腸内環境を綺麗に整える効果があり、
美肌効果につながりますし、
水溶性食物繊維は水を抱えて膨らみ便を柔らかくする効果があるので、
便秘改善に効果が期待できるでしょう。

・免疫機能とアレルギー対策

フコイダンには免疫細胞であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)や
マクロファージなどを活性化させる効能があります。

特にNK細胞は人の免疫システムの中心的な役割を担っており、
人の体内でウイルスなどの異常を感知した際には真っ先に行動し、
病気の発生や悪化を防いでくれています。

ですが、フコイダンの良い点は、
免疫機能を過剰に活性化させない点にあります。

免疫機能の向上は病気にかかりにくくなるので良いのですが、
過剰な免疫機能の向上は逆にアレルギー反応を起こします。

ですがフコイダンの場合は、
アレルギー反応に関わるIgEと呼ばれる抗体の
過剰な生成を抑える働きがあり、
アレルギー対策にもなるとされています。

・胃腸の保護

フコイダンを構成する成分の中には
硫酸基と呼ばれる水溶性食物繊維の一種が含まれていますが、
硫酸基はピロリ菌の好物になっています。

もともと硫酸基は人の胃粘膜にも存在し、
ピロリ菌は硫酸基に吸い付いて胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こす細菌です。

フコイダンを摂取すると胃粘膜の硫酸基の代わりに
フコイダンの硫酸基が身代わりとなってピロリ菌を吸い寄せ、
体外へと除去してくれるため胃腸の保護に役立ってくれます。

また、フコイダンはどの昆布にも含まれていますが、
とりわけガゴメ昆布には他の昆布よりも多量に含まれているので、
フコイダンの摂取を目的とする場合はガゴメ昆布がおすすめです。


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<カリウムが血圧を下げる効果があると注目されています>

バランス

昆布はカリウムの多い食材の1つです。

カリウムの効能はナトリウムなどの塩分濃度を調整する働きがあります。

塩分の摂り過ぎは高血圧を招く原因であると広く知られていますが、
カリウムは摂り過ぎた塩分を体に必要な分だけ残して排泄する働きがあり、
それによって血圧を下げる効果が現れます。

カリウムは人間だけでなく野菜などの植物の成長にも欠かせない栄養元素で、
土壌にも含まれますが肥料としても人工的に供給されています。

そのため昆布のみならず多くの野菜にもカリウムは含まれており、
様々な食材を食べることで十分な量を摂取することができています。

ところが毎日の食事で十分な量を摂取していても
カリウム不足になることがあります。

それは夏場で大量にかく汗です。

カリウムは水溶性のミネラルであるため、
汗をかくと体から流れ出てしまいます。

汗によってカリウムが不足してしまうと
いわゆる夏バテと呼ばれる症状が出てしまうので、
夏場の水分補給は水だけでなく、
カリウムも補給しなければなりません。

水分補給といえばスポーツドリンクですが、
昆布水でもカリウムの補給ができるでしょう。

昆布水はカリウムの補給によって、
血圧を下げる効果以外にも夏バテ予防にもなる優れた一面も持っています。

また、カリウムは通常の健康な人には必要量以上摂取しても、
尿として排出されるため摂り過ぎによる副作用はありません。

ですが、腎臓の機能低下や障害を持つ方は
カリウムの排出をコントロールできなくなり、
高カリウム血症になる可能性がありますので、
もし腎臓に障害のある方は医師との相談をお願いします。

<昆布水の摂り過ぎによる甲状腺への副作用に注意!>

昆布にはヨウ素(ヨードとも)と呼ばれる元素が大量に含まれています。

血圧

ヨウ素は人の体には甲状腺ホルモンの生成に無くてはならない必須元素なのですが、
海に囲まれた日本人にとってはヨウ素が不足することまず無いと言われています。

というのもヨウ素は海水中に含まれる成分で、
わかめや昆布などの海藻類は海水からヨウ素を濃縮して溜め込んでいます。

日常的にこれらの海藻類を摂取する機会の多い日本人は良いのですが、
海のない内陸の国々ではヨウ素不足による健康被害が多く報告されています。

人間にとってヨウ素は欠かすことのできない必須元素なのですが、
過剰摂取もまた甲状腺に異常を招く原因になります。

甲状腺の働きはヨウ素を元にして甲状腺ホルモンを生成しています。

甲状腺ホルモンは食事から得た栄養素をエネルギーに変える働きをし、
体の細胞を作り出したりといった新陳代謝に関わったり、
胎児や幼児の場合には成長を促す大切な役割も持っています。

ヨウ素不足の場合は、甲状腺ホルモンの生成ができなくなり、
精神障害や成長発達障害などを起こします。

過剰摂取の場合は、甲状腺機能の低下や
甲状腺がんなどのリスクが高まります。

ヨウ素はご飯に味噌汁といった通常の和食を食べている人には
必要量を満たしていますし、
普段の食事で海藻類を多めに食べたところで
摂り過ぎになることはありません。

ですが、昆布水を始めてみようと考えている方は、
一日の摂取量に注意してください。

特に昆布水は直接飲む健康法もありますので、
その場合は一日にコップ一杯程度を目安にして、
それ以上の摂取はヨウ素の摂り過ぎになると考えてください。

<まとめ>

昔から昆布は健康食材として愛用されてきましたが、
生活スタイルの変化に伴い、
だしを取るといった手間をしなくなってきました。

ですが昆布水は作り方が簡単で通常のだしよりも日持ちがするため、
使い勝手がよく健康面にも効果的で忙しい主婦の頼もしい一品かと思います。

ただ、昆布水の使用には注意も必要で、
過剰摂取による副作用には十分注意してください。

この点にさえ気をつけていれば、
昆布水は美容にも健康にも優れた食材だと思います。


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