ノンレム睡眠とレム睡眠の関係とは?

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<眠りは2つのパターンの繰り返し>

寝る犬

一晩の眠りの中で、
人は2種類の眠りのパターンがあります。

それが『ノンレム睡眠』『レム睡眠』です。

レム(REM)とはRapid Eye Movementの略語で、
眠っているとき人の目はまぶたの下で
キョロキョロと動いているのです。

そこから名づけられたのがレム睡眠で、
日本語では急速眼球運動と呼ばれており、
ノンレム睡眠は目が動いていない
眠りの状態(レムではない)の時を指しています。


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<ノンレム睡眠とレム睡眠の違い>

ノンレム睡眠とレム睡眠は
それぞれが違った役割を果たしています。

人が眠りにつくとまず最初にノンレム睡眠が訪れます。

ノンレム睡眠は『脳の休息』と呼ばれ、
脳を休めるための深い眠りが訪れる睡眠です。

ですがこのとき体は働いており、
寝返りをうったり、寝汗をかいたり、
成長ホルモンなど様々なホルモンが分泌されます。

特に入眠直後の約3時間は深いノンレム睡眠が発生して、
成長ホルモンなどの分泌が活発になり、
骨や筋肉を成長させ、
肌などの組織の修復や再生を活発に行います。

美容

よくお肌の美容のために夜10時~午前2時
お肌のゴールデンタイムなどと呼ばれていますが、
美容にも効果的な成長ホルモンは
決まった時間に分泌されるのではありません

入眠してからの約3時間の間
成長ホルモンは活発に分泌されるので、
『もう10時だから早く寝なくちゃっ』というような
ストレスのかかる睡眠は睡眠障害のトラブルを招く
原因になりますので注意が必要です。

また、ノンレム睡眠のときは特に副交感神経が優位になり、
呼吸はゆっくりとした深い呼吸になり、
眠りが深くなるにしたがって血圧は安定し、
脈拍も少なく落ち着いていきます。

ノンレム睡眠の眠りの深さが浅くなるとレム睡眠が訪れ、
今度は睡眠中でも脳が働き、
全身の筋肉がゆるんだ状態になります。

このレム睡眠の状態を『体の休息』と呼び、
昼間疲れた体の疲労回復をはかります。

ですが、レム睡眠時は脳が活動しており、
この時に昼間に見聞きした情報の整理をして
記憶の固定をはかります。

そしてレム睡眠時は比較的交感神経が優位に立って、
血圧や心拍数が上昇します。

<ノンレム睡眠とレム睡眠の関係>

ノンレム睡眠とレム睡眠は二つがセットになって、
一晩の眠りの中で何度か繰り返されます。

レムのグラフ

人が眠りにつくと最初に深いノンレム睡眠が現れます。

ノンレム睡眠には眠りの深さに応じて1~4段階とあり、
入眠直後は深い眠りである3~4段階目が訪れます。

その後はだんだん眠りが浅くなり、
ノンレム睡眠の後にレム睡眠が訪れます。

そしてレム睡眠の後にはまた、
ノンレム睡眠へと入っていきます。

ノンレム睡眠とレム睡眠は2つで1セットの周期で現れ、
個人差もありますが約70分~110分の範囲で
一晩の眠りの中で3~5回繰り返します。

例えばノンレム睡眠とレム睡眠の発生周期が
約90分だったとして、
その人が6時間眠っていたとするとノンレム睡眠と
レム睡眠の周期を4回繰り返したことになります。

<一晩の睡眠の周期は前半と後半で違いがある>

睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠の周期が
一晩に3~5回繰り返し現れますが、
眠りについてから起きるまでを大きく前半後半に分けると、
眠りの深さに大きな違いが出てきます。

前半は深いノンレム睡眠が多く現れ、
特に眠り始めの最初の3時間は3~4段階の深さの
ノンレム睡眠が多くなります。

後半は目覚めの準備のために
それほど深いノンレム睡眠はほとんどなくなり、
浅いノンレム睡眠やレム睡眠が多くなります。

つまり人は眠った直後に深い睡眠に入って脳を休め、
明け方にかけて眠りを浅くして目覚めに向かうのです。


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◆~眠りのトピック~

人は眠っているとき寝返りをうちますが、
寝返りをうつことで同じ姿勢で滞りがちな血流を良くしたり、
布団にこもる湿気を逃がしています。

また寝返りにはノンレム睡眠とレム睡眠の切り替えを
スムーズに移行させる役割があるとも考えられています。

<まとめ>

人の睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠の二つの周期があります。

その違いはノンレム睡眠時は主に脳を休め、
レム睡眠時は体を休めて記憶の整理をしているといいます。

そして二つの睡眠周期はセットになっていて、
約70分~110分くらいの周期を
一晩に3~5回繰り返し目覚めます。

よく睡眠時間は何時間が良いのかとい話がありますが、
睡眠周期は人それぞれなので、
自然と起きられる時間が自分にとっての
ベストな睡眠時間であると捉えるのが良いでしょう。


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