紫外線が目や肌に悪影響!紫外線の波長の種類を知って適切な日焼け対策をしよう!!

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寒い冬が過ぎて暖かくなってくると、
気になりだすのが紫外線による日焼け対策ではないでしょうか?

紫外線アレルギーなど肌にトラブルを抱えている人にとって、
春から夏にかけて日差しが強まってくるこの時期は
紫外線情報が見逃せませんね。

そこで紫外線について正しい知識を身につけて、
あなたにあった適切なスキンケアをしていただければと思い、
この記事が役立てられれば幸いです。


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<そもそも紫外線とはなに?>

虹

人間が特定の波長を色として認識できるのはご存知でしょうか?

人間の目の網膜に特定の波長の刺激を受けることで脳が色を認識していますが、
この色の波長帯を可視光線と呼びます。

可視光線は17世紀にアイザック・ニュートンが
太陽光の中に人の目に見ることの出来る
7色のスペクトル(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)をプリズムを用いて発見されましたが、
この赤から紫の外側にも見えない光線があることが後に発見され、
赤の外側の光線を赤外線、
紫の外側の光線を紫外線と名付けられました。

可視光線の中では赤が一番波長が長く、
橙、黄、緑、青、藍、紫という順に波長が短くなっていきます。

人間の目に見ることが出来る可視光線の波長は、
紫の380nmから赤の750nmまでで、
紫外線の波長は可視光線の波長より短い10nmから400nmです。

そして紫外線は英語表記でUltraViolet(紫を超えた)と呼ばれUVと略されています。

最近では紫外線対策の服や帽子、傘などUVカットといった表記を目にしますが、
UVはここから来ています。

<紫外線は波長の長さでさらに細かく分類されています>

紫外線といっても波長によって更に細かく分類されることもあり、

波長315~380nmをUV-A
波長280~315nmをUV-B
波長200~280nmをUV-C

と分けられています。

さらに、200nm以下を真空紫外線、極端紫外線と分けられ、
10nm以下になってくると今度はX線、ガンマ線となります。

<紫外線が人に与える影響は?>

UV-Aが人に及ぼす影響は老化を促進させることです。

UV-Aはタンパク質を変性しコラーゲン繊維や弾性繊維を徐々に破壊して、
皮膚のしみやしわ、たるみの原因を作り出します。

地上に降り注ぐ紫外線のうち99%がUV-Aです。

UV-Bの影響はがんの発症に関わってきます。

人間にかかわらず生物のDNAに紫外線が照射されると、
DNAの塩基配列が破壊され、
細胞ががん細胞に突然変異してしまうのです。

そしてUV-CはUV-B以上に生物に危険な紫外線ですが、
UV-Cは地球のオゾン層で完全に遮断されています。

オゾン層破壊の懸念は生物の死活問題に関わる重要な事なのです。

<人間の紫外線からの防御反応とは?>

人が陽に当たると日焼けを起こしますが、
日焼けのメカニズムは一体何なのでしょうか?

紫外線のUV-Bは皮膚の表皮層に作用するのですが、
この時に色素細胞ではメラニンを生成し、
メラニン色素で紫外線を吸収します。

そしてUV-Aは生物の細胞を活性化させる役割も持っており、
UV-Bによって生成されたメラニン色素を酸化させて褐色に変化・沈着し、
これ以上の紫外線の侵入を阻止します。

人の肌の色の違いは、
肌に含まれるメラニン色素の量によって決まり、
日差しの強い赤道直下の人達ほどメラニン色素をたくさん生成して、
紫外線から肌を守っているのです。

また、遺伝的に全くメラニンを生成できない個体をアルビノと呼び、
アルビノの個体は紫外線から身を守ることが出来ず、
皮膚がんになりやすいと言われています。

<過度な紫外線対策はビタミンD不足になる?>

紫外線はどちらかと言えば人に悪い影響を与えていますが、
プラスの作用も持っています。

UV-Bによって色素細胞はメラニンを生成しますが、
同時にビタミンDも生成しています。

ビタミンDは人の生命活動において重要な役割を担っており、
ビタミンDが不足すると高血圧、結核、癌、歯周病などの
リスクが高まるとされています。

実際に日照時間の少ない高緯度の地域では、
大腸がん、乳がん、卵巣がんなどが
相対的に多発していると問題になっています。

また食事によってビタミンDを得るには、
しらす干しや紅鮭など魚類を食べることで摂取できますが、
それでも一日30分ほどの日光浴によって、
自らビタミンDを生成することもとても大事であると言われています。


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<紫外線から肌を守る日焼け止めのSPFやPAとは?>

美肌

白く美しい美肌を維持するために、
肌を焼きたくない女性たちにとっては、
日焼け止めローションやクリームは欠かせません。

日焼け止めのこれらの商品にはSPFやPAという表示を目にしますが、
SPFとはSun Protection Factorの略で、
日焼けの原因となるUVーBの遮断率を表しています。

SPF50という場合、
なんの対策もしていない状態に比べて、
UV-Bを1/50に軽減できます。

そしてPAとはProtection of UVAの略で、
UV-Aの遮断率を表します。

PAの場合はUV-Aの遮断率を評価する良い分析法が見つからないため、
+(効果がある)、++(効果がかなりある)、+++(効果が非常にある)、
++++(効果が極めて高い)の4段階で表記されています。

ただ注意点として、数値が高いほど、+が多いほど機能としては優秀ですが、
数値以上に肌全体をムラなくカバーできていること重要です。

塗り残しや化粧崩れなどは、十分注意したいですね。

<紫外線が目に与える影響とその対策は?>

目

紫外線が目に与える影響として、
視界がゆがんだり目が見えなくなったりする
白内障や黄斑変性(おうはんへんせい)症という病気が懸念されています。

目にはもともと紫外線に対向する機能が備わっていて、
通常の日常生活や通勤時間で紫外線を浴びる程度は目に悪影響はありません。

ですが、日中の屋外での仕事やスポーツ、レジャーなど、
強い紫外線にさらされるときは、
紫外線対策にサングラスを着用することをオススメします。

また、サングラスの色の濃さは紫外線カットに関係はありません。

重要なのは、紫外線透過率もしくは紫外線カット率です。

透過率は紫外線を通す数値で低いほど良く、
カット率は数値が高いほどよいです。

サングラスの中には紫外線をカットしないただの色付きメガネもありますので、
この点に注意してサングラスを選んでもらいたいですね。

<まとめ>

紫外線対策は暑くなってからする方も多いかと思いますが、
紫外線は3月頃から徐々に多くなってきています。

5月に入る頃にはすでにピークを迎えていて、
この頃から紫外線対策をするのではちょっと遅いかもしれません。

そして紫外線が弱まってくるのは10月過ぎくらいからと、
半年以上紫外線に悩まされますね。

中には紫外線対策は一年中している方もいるようです。

また、紫外線は一日の内では10時頃から3時頃までが多い時間帯です。

紫外線が人に与える影響は様々ですが、
あなたの生活環境などにあった適切な日焼け止め対策をしたいものですね。


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