睡眠と体温の関係とは?

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眠れない

眠りと体温には密接な関係があります。

よく眠るとき手足が冷えて眠れないことはありませんか?
逆に顔や体が火照って眠れないという声もよく聞きます。

そうなると眠るときの体温というのは
どのような状態がベストなのでしょうか?

体温って聞くとたぶん風邪をひいたりしたときに
体温計で測る温度のことをイメージすると思います。

もちろん専門医でもない素人が測るためのものですから、
調子を見る上でも大変参考になる目安です。

ですがここで取り上げる睡眠に関係する体温というのは、
体温計で測れる体温ではなく深部体温のことを指します。


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<体温には皮膚体温と深部体温がある>

ウエスト

体温っていうと体温計で測れる温度のことだと思いますよね。

以前は私もそう思っていましたが、
体温とは医療の現場などでは環境温度の影響を受けにくい
身体の深部の温度(深部体温)のことだと言われています。

なかなかピンと来ないかもしれませんが、
体温には環境温度(気温もしくは室温)の影響によって
変化しやすい肌表面などの皮膚体温と、
環境温度に影響されない脳や内臓などの
深部体温というふうに大別されています。

深部体温は人間の場合、
体温調節も働いておよそ37度前後と一定に保たれていますが、
皮膚体温は体の中心から離れるほど環境温度に影響されて低くなり、
末端部分である手足などは最も低くなりやすい部分です。

寒い

例えば冬の寒い日などは真っ先に
手足が寒くなってかじかんでしまいますね。

これは環境温度によって末端部分である手足が冷えるということと、
脳や心臓などの体内の大切な臓器に温かい血液を集めて
深部体温を37度前後に保とうとするためでもあります。

もしこの深部体温が1度でも下がるようですと、
体は危険を察知して深部体温を上げるために
体をブルブル震えさせて熱を生み出そうとするのです。


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<睡眠と深部体温の関係性>

一日のうちでも体温は少しずつ変化しています。

この体温の変動は体内時計がコントロールしており、
体温の変化と睡眠のリズムは連動しているのです。

⇒体内時計についてはこちらの記事をどうぞ

一般的に体温は太陽が沈む夕方以降は下がり始める傾向にあり、
夜になるとさらに体温が下がって眠気が訪れます。

質の良い睡眠を取るためには眠る前に
適度な放熱が必要になります。

体温は皮膚や体の末端部分から放熱することで、
体の中心部分である深部体温を下げることができ、
自然と眠気が訪れるのです。

特に体の中心から一番遠い手足の部分は
最も放熱してくれる部分です。

赤ちゃんの足

たぶん赤ちゃんを育てたことのある方は
分かるかと思いますが、
赤ちゃんが眠くなる時って
手足がポカポカ温かくなっているはずです。

これは手足の末端部分から体温を放熱することによって、
体の中心である深部体温を下げて
眠ろうとしている眠りのサインなのです。

そしてこのことから逆のことも言えます。

夜眠るとき手足が冷たくて
眠れないという人も多いかと思います。

これも体温が関係しており、
お風呂などで手足を温めてあげることで
寝つきを良くすることができます。

<まとめ>

人の体温には大きく分けて体の表面の皮膚体温と
脳や内臓など体内の温度である深部体温があります。

皮膚体温は環境の影響によって大きく変化し、
深部体温は環境に影響されずおよそ37度前後で一定に保たれています。

睡眠に関係する体温は深部体温で、
深部体温は眠りをコントロールしている体内時計ともリンクしています。

そのため起きているときは
脳や体が活動しているため深部体温は上がり、
夜になると体を休めるために手足などから
体温を放熱して深部体温を下げ始めます。

質の良い睡眠を得るためには
こうした体温調節をしっかりコントロールすることが近道かも知れませんね。


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