睡眠時間の平均は?日本人は世界でも短い短睡眠だった!

シェアする

プレッシャー

現在の私たちの社会は
睡眠を取るには良い環境ではありません。

様々な状況の中、大きなストレスを抱える人も多く、
日本人の5人に一人は睡眠に対して
何らかの悩みを抱えているといいます。

また睡眠時間に関しても仕事のために
長く眠ることが出来なかったりする一方で、
趣味ややりたいことのために
睡眠時間を削っている人も多いことでしょう。

自分は毎日これくらい寝ているけど、
みんなは何時間くらい寝ているのか?

世界では睡眠時間はどれくらいなのか?

今回は世界と日本人との平均睡眠時間を紹介したいと思います。


【スポンサードリンク】


<日本人の平均的な睡眠時間とは?>

理想的な睡眠時間は7時間ほどであるといいますが、
日本人の多くはいったい何時間くらい眠っているのでしょうか?

⇒理想的な睡眠時間についてはこちらの記事をどうぞ

2015年、NHKの国民生活時間調査の調査結果によりますと、
日本人の一日の平均睡眠時間は7時間15分でした。

この結果は調査を開始した1960年に比べるとおよそ1時間、
平均睡眠時間は減っており、
年々減少傾向にあるとという調査結果も出ています。

猫怒る

さらに睡眠の質については、
3割以上の人が不満を抱えているとの調査結果も出ています。

ただ当時と比べるには調査方法が違っているそうなので
単純な比較はできませんが、
当時と比べれば現在は24時間コンビニが開いていたり、
インターネットゲーム携帯電話スマホなど、
夜遅くまで何かをしている人が増えたことが原因になっています。

では、男女年代別の平均睡眠時間は以下の通りです。

男性
10代   7時間47分
20代   7時間27分
30代   6時間59分
40代   6時間50分
50代   6時間51分
60代   7時間20分
70代以上 8時間11分

女性
10代   7時間33分
20代   7時間18分
30代   7時間05分
40代   6時間41分
50代   6時間31分
60代   7時間05分
70代以上 7時間50分

10代のころは体の成長のためにも
一定以上の睡眠時間が必要となります。

ですが中学生や高校生になると部活動が始まるために、
朝が早くなって睡眠時間が短くなる傾向があるようです。

20代からは社会人となり仕事のみならず、
結婚から子育てなど睡眠時間を削る要因が増えてきますが、
わりかた時間にゆとりのある大学生もこの年代に入るため
平均睡眠時間を上げているかもしれません。

30代からは仕事も一番忙しい世代ですので、
睡眠時間は短くなる傾向があります。

そして60代からは定年を迎えられて
睡眠時間も長くとりやすくなるとともに、
加齢による疲れやすさもあって
睡眠時間が長くなるものと思われます。

この調査の結果、
男女ともに働き盛りである30代~50代は睡眠時間が短く、
特に女性の50代6時間31分と最も短い睡眠時間でした。

そして男女ともに定年を迎える60歳を過ぎると、
睡眠時間が伸びていきます。


【スポンサードリンク】


<世界では日本人の睡眠時間はどれくらい?>

勉強

日本人は睡眠時間を削って仕事や勉強を頑張ることが
美徳とされる風潮があると思います。

実際は睡眠不足から脳の機能は低下し、
仕事や勉強の効率は低下していたと思います。

こうなった時は素直に眠るに限ります。^^

2014年、経済協力開発機構(OECD)は世界29ヶ国に、
年齢15歳から64歳までを対象とした平均睡眠時間を調査しました。

最も睡眠時間が長かった国は南アフリカで平均9時間22分でした。

2位に中国で9時間02分、
3位にインドで8時間48分です。

日本人は全29ヶ国中28位で7時間43分で、
最下位は韓国7時間41分でした。

国民の平均睡眠時間(対象年齢15~64歳)
1  南アフリカ     9時間22分
2  中国        9時間02分
3  インド       8時間48分
4  ニュージーランド  8時間46分
5  アメリカ      8時間36分
5  スペイン      8時間36分

28 日本        7時間43分
29 韓国        7時間41分

2009年に経済協力開発機構(OECD)が同様に
世界の平均睡眠時間を調査した結果では
1位がフランスで8時間50分、
2位にアメリカで8時間38分、
3位にスペインで8時間34分でした。

日本の平均睡眠時間は7時間50分
韓国の7時間49分に次ぐ2番目に短い睡眠時間で、
日本も韓国も2009年と比較すると2014年の調査結果では
睡眠時間が短くなっていることが分かります。

<睡眠時間が短くなる要因は?>

24時間マック

日本人の睡眠時間は世界と照らし合わせてみても
年々短くなっています。

その背景には夜遅くまで営業するお店や
24時間営業のお店が増えたこと、
パソコンやスマホなど普及により夜遅くまで活動して
就寝時間が遅くなっていることなどが考えられています。

<睡眠に対する意識の低さ>

睡眠時間が短くなる原因は上記の要因の他に、
睡眠に対する意識の低さも指摘されています。

日本では睡眠に対する重要性を教育されることは
ほとんどなかったと思いますが、
海外では子供から高齢者まで睡眠教育が
行われることは珍しくありません。

睡眠が人間の活動にどれほど大きく影響するかという教育においては、
日本は海外から大きく後れを取っているのが現状なのです。

<睡眠不足による経済損失>

経済損失

睡眠は脳と体の休息です。

睡眠不足が続くと脳の活動が低下し
物事に対して集中できなくなるだけでなく、
免疫機能の低下から風邪などの
病気にかかりやすくなります。

2006年に日本大学医学部の内山真教授が発表した
睡眠不足による経済損失の試算額は、
年間3兆4,693億円にも及ぶとされています。

これは眠気による作業効率の低下や睡眠が原因による遅刻・欠勤、
睡眠障害や寝不足による交通事故などで生じる経済損失です。

これはあくまでも試算ですが、
2014年の日本の国家予算の3.6%に値する金額です。

睡眠の重要性を認識する
貴重なデータの一つではないかと思います。

<まとめ>

調査を開始した1960年と今とでは、
生活様式や生活リズムが全くと言っていいほど違っています。

そのため当時と単純に比較することは
あまり参考にならないかと思いますが、
調査の上では年々睡眠時間は短くなっています。

その背景には夜10時過ぎ以降も起きている
夜型人間が増えていることと、
高齢化に伴う不眠の悩みも無関係ではありません。

さらに現在は眠りたいのに眠れない不眠の悩みを抱える人も多く、
成人の5人に一人が不眠症を患い、
20人に一人が睡眠薬を頼りにしているとの報告もあります。

睡眠は心と体の健康を維持するうえでとても重要であり、
体内時計や自律神経とも連動して人間に様々な影響を与えます。

ライフスタイルの多様化によって
24時間の使い方はそれぞれであり、
また眠る時間も夜ばかりではないでしょう。

出来る限りあなたに合ったライフサイクルを作り出し、
そのサイクルを大きく崩すことの無いよう心掛けることが、
睡眠の質を良くすることにもつながると思います。


【スポンサードリンク】