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食後の異常な眠気や強烈なだるさ、原因は糖尿病かも!?

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お昼ご飯を食べた後の仕事や勉強って、
どうしてもボーっとしがちですよね。

時にはどうにも抗いようのない強烈な眠気に
見舞われることがあったりするのは私だけでしょうか?

まあ、眠気の強さはさておいて、
健康な人であっても食後に眠気を覚えるのは
生理的にも仕方のないことのようです。

そちらに関する記事はこちら↓
⇒健康な人でも食後の眠気が訪れる原因についてはこちらの記事をどうぞ

ですが、あまりにも普通とは違うと思われる、
異常な眠気だと思った場合は要注意かも知れません。

もしかするとその眠気、糖尿病という病気が原因かも知れません。


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<なぜ糖尿病だと強烈な眠気に襲われるのか?>

眠気と糖尿病、一見どう関わりがあるのか分からないですよね。

実は眠りと覚醒にはオレキシンという
脳内ホルモンが深く関わっています。

オレキシンが活発に分泌されているときは
脳が覚醒モードになっており、
眠気を感じることはありません。

ですが、覚醒をつかさどるオレキシンも食事の後に血糖値が上昇すると
オレキシンを作っている神経細胞が休息状態になってしまうため、
オレキシンの量が減ってしまい覚醒状態が保てず眠くなるのです。

これがもし慢性的に血糖値が高い状態にあり、
さらに食事をすることによって血糖値が上がってしまえば、
オレキシンは非常に少なくなるでしょう。

そうなれば、普通の人が感じる眠気以上に
強烈な眠気が襲ってきても不思議ではありません。

血糖値が高い状態、つまり糖尿病を患っている人は、
オレキシンの分泌量が少ない状態にあり、
健康な人よりも強烈な眠気に悩まされているということです。

<そもそも糖尿病とはどんな病気か?>

人がかかる病気にも様々なものがありますが、
成人を過ぎたあたりからとかく注意を促される病気の一つとして、
糖尿病があげられます。

糖尿病とは食事によって上がった血糖値を
下げる働きをするインスリン
何らかの原因によって不足もしくは分泌されず、
血糖値が常に高い状態になる病気です。

初期症状と呼ばれるような自覚症状はほとんどなく
それらしい症状を自覚したときには
病気はかなり進行した状態で
さらに何らかの合併症
同時に発症している場合がほとんどなので
治療が非常に困難な病気なのです。

初期の自覚症状のない病気であることから、
サイレントキラーとも呼ばれる恐ろしい病気なのです。

<血糖値とは?>

人は食事をすることによってエネルギーを得て生きています。

エネルギーにはいくつか種類もありますが、
人が主要としているエネルギー源は
炭水化物から摂取できる糖質です。

糖質は体内で消化されてブドウ糖(グルコースともいう)に分解され、
血液に乗ってエネルギーとして全身の細胞で使われます。

このときの血液に溶け込んだブドウ糖を血糖といい、
血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度を表しており、
1デシリットルの血液に何ミリグラムのブドウ糖が含まれているか
(mg/dl)という単位で表されます。

食事によって上がった血糖値は健康な人であれば
食後に緩やかに上がっていき1時間ほどでピークを迎え、
インスリンと呼ばれる体内ホルモンの働きによって
2~3時間ほどで緩やかに平常値まで下がります

<インスリンとは?>

インスリンは膵臓(すいぞう)の内部に島のような形で存在する
ランゲルハンス島と呼ばれる
β(ベータ)細胞から分泌される体内ホルモンの一つで、
食事によって血液中に糖質が溶け込んでくると
インスリンが分泌されて糖質を
様々な臓器に送り込む役割を果たしています。

また、たんぱく質の合成や細胞の増殖を促すなどと働き、
インスリンが働くことによって
血液中の血糖が速やかに処理されて血糖値が下がっていきます。

血糖値を上げるホルモンはいくつかありますが、
血糖値を下げる働きをするホルモンは
インスリンしか存在しないため、
インスリンの分泌に異常があると血糖値が下がらないため
糖尿病になってしまうのです。

<糖尿病の発症原因は?>

糖尿病にはその発症原因によっていくつか種類があります。

最も多いのがⅡ型糖尿病と呼ばれる
中高年以降に発症しやすい糖尿病で、
日本の糖尿病患者の90%以上がⅡ型糖尿病だとされています。

Ⅱ型糖尿病は生活習慣と加齢に起因する
インスリンの分泌が減少することによって糖代謝が悪くなり、
それによって血糖値が下がりにくくなるのが
Ⅱ型と呼ばれる糖尿病です。

近年では若年者にも糖尿病を発症するケースが増えており、
運動不足や肥満、ストレスなどが原因にもなっているため
特にⅡ型糖尿病は生活習慣病とも呼ばれています。

日本人の場合、もともと遺伝的に
インスリンの分泌が弱い人が多いと言われているため、
Ⅱ型糖尿病にかかりやすい傾向にあるといいます。

<糖尿病は妊娠中の女性も要注意!>

妊娠中の女性はお腹の中の赤ちゃんに
気を使うのは当たり前でしょうが、
母体であるお母さんの体調も特に注意が必要です。

実は妊娠中の女性は血糖値が上がりやすい
インスリン拮抗ホルモンなどが生産され、
妊娠中期以降はインスリンが効きにくい状態になるため
妊娠糖尿病という症状になる妊婦さんもいます。

通常、健康な妊婦さんであれば中期以降は
膵臓からインスリンを多く分泌して
血糖値が上がらないようコントロールしているのですが、
家族に糖尿病を患っていたり、過去に流産や早産の経験がある、
35歳以上の高齢出産であった場合などは
妊娠糖尿病になりやすいと言われています。

妊娠糖尿病の場合、多くは出産後に正常に戻りますが、
妊娠中の糖尿病は妊婦さんにも赤ちゃんにも
様々な悪影響が出てくるので注意が必要です。


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<糖尿病と思われる自覚症状はあるのか?>

糖尿病はサイレントキラーと呼ばれるほど
初期の自覚症状が分かりにくい病気です。

糖尿病かもしれないと自覚したときには大抵
合併症も患って薬などの治療が必要になるケースが
ほとんどだといいます。

そんなサイレントキラーと呼ばれる糖尿病の初期症状を
見つけることは出来ないのでしょうか?

分かりにくいながらもいくつか体への変化はあります。

・異常にのどが渇き水を大量に飲む

食事によって血糖値が上がると
通常ならインスリンが分泌されて血糖値を下げるよう働きますが、
糖尿病になるとインスリンの効果が弱まったり
分泌量自体が少なくなってしまいます。

そうなると本来なら食後2~3時間ほどで血糖値は下がるのですが、
インスリンが効果をなさないため血液中のブドウ糖は処理しきれずに
ブドウ糖濃度が上がって血糖値が下がらなくなってしまいます。

ブドウ糖が溶け込んだ血液は糖濃度が高い状態で、
このとき体内でも浸透圧という作用が働きます。

浸透圧は学生の頃に習ったかと思いますが、
異なる濃度の液体同士が接触した場合、
濃度の低いほうが高いほうへ拡散して
濃度を一定にしようとする働きです。

つまり、この浸透圧が人の体内でも作用してしまい、
浸透圧の低い体内組織から浸透圧が高まっている
糖濃度の高い血液へ水分の移動が起こっています。

そして問題となるのがこれ以降で、
通常、人が飲んだ水分などは血液に乗って
腎臓で2段階に栄養成分を吸収して尿が作られ排出されています。

しかし糖尿病を患っていると、
尿自体の濃度が上がってしまい
本来必要となる水分を吸収することができず、
浸透圧の関係で尿が多くの水分を引っ張っていき
排出してしまうのです。

そのため、糖尿病になると浸透圧の関係で
体内の水分が尿として出て行ってしまい、
異常にのどが渇いてしまうのです。

・食後に異常な眠気を感じる

糖尿病と眠気の関係はすでに触れたとおりです。

覚醒をつかさどっているオレキシンという
体内ホルモンを作っている神経細胞は、
血糖値の上昇に反応して休息状態になるため
血糖値の上がる食後は特に
オレキシンの分泌が下がってしまい眠くなってしまうのです。

・今までと変わらない食事量なのに体重が減った
・体がひどくだるい、疲れやすい

体重の減少とだるい・疲れやすいは同じ要因から来ています。

糖尿病になると血液の糖濃度は上がって
血液はドロドロになって血流も悪くなります。

血液の役割は食事によって得られたエネルギー(ブドウ糖)を
筋肉などの体の各機関に送り届けることです。

ですが、ドロドロになった血液では栄養がきちんと運ばれないため、
届かない栄養の代わりに脂肪や筋肉などの
貯めてあったエネルギーを使うようになります。

そのため体重が減ってしまうのですが、
筋肉が無くなれば当然今までよりも疲れやすくなります。

これが糖尿病からくる体重の減少やだるさ・疲れやすさなのです。

特にダイエットをしているわけでもないの、
体重が減ってきたら要注意かも知れません。

<まとめ>

眠気と糖尿病の関係性は、
覚醒をつかさどっているオレキシンにあります。

オレキシンを作っている神経細胞は
血糖値の上昇に反応して生産活動を休息してしまうため、
血糖値の上昇する食後は眠くなるのです。

そのため血糖値が常に高い状態にある糖尿病を患っている人は、
健康な人に比べて異常に眠くなる傾向にあると言えます。

今回、強烈な眠気と糖尿病との関係性を紹介してきましたが、
記事の多くが糖尿病自体にスポットが当たって
サイトのテーマと少々ズレてしまった感があり失礼しました。

ですが、私自身も糖尿病について今回調べてみて
分からなかった事が多かったと実感して、
私の理解の及ぶ範囲ではありますがご紹介しました。

また、睡眠不足と糖尿病に関しても、
平均睡眠時間が5時間以下の人と7時間以上の人とを比較すると
糖尿病の発症リスクは5時間以下の睡眠不足をしている人の方が、
5倍以上、糖尿病になりやすいという研究報告もあります。

これは睡眠不足をしている人は、
血糖値を下げるインスリンの効き目が悪くなるためであるといいます。

たかが睡眠不足と思うかもしれませんが、
その睡眠不足が後々の大きな病気にも繋がっていくと考えると、
睡眠の重要性を改めて認識できるのではないでしょうか?


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