スポンサーリンク

肌のターンオーバーは促進より正常化!ニキビやシミ、傷跡が治らないのは周期の乱れが原因!

シェアする

ニキビやシミができてしまっても、
お肌のターンオーバーが正常に働いていれば
お肌はきれいに治ります。

肌トラブルで悩みを抱えている方や
美肌作りに関心のある人ならば
そんな謳い文句をあちらこちらで
耳にしたことがあるかと思います。

けれどもどうすれば正常になるの?
自分のお肌の状態が乱れているのかも分からない?
そもそも肌のターンオーバーってなに?
って思う方もいることと思います。

そんな方にはぜひ読んでもらいたいと思い、
肌のターンオーバーを正常化させる方法について
まとめてみました。

もしかしたら、
良かれと思ってやっていたあなたのスキンケアは、
間違っていたかもしれませんよ。


【スポンサードリンク】


<肌のターンオーバーとは?>

回転

お肌のターンオーバーとは新陳代謝によって、
肌が新しく生まれ変わることをいいます。

肌がターンオーバーする、生まれ変わることによって
お肌にできたニキビやシミ、傷跡も消えてきれいになります。

ですが、経験上ご存知でしょうが、
お肌にできたニキビやシミ、傷跡ってすぐには治らないですよね。

これはターンオーバーには周期というものがあって、
新しく生まれてから古くなって傷跡などと一緒に消えて治るのに
20代の方でもおよそ28日ほどかかるのです。

だったら肌にできたニキビやシミ、傷跡を早く治すためには
ターンオーバーの周期を早くするればいいと思いますよね。

ですが、ターンオーバーの周期を早くしてしまうと、
また別の問題が発生してしまいます。

まずはそのことに触れる前に、
お肌が生まれ変わるメカニズムについて
説明しなければなりません。

<お肌の構造|皮膚はとっても薄いのです>

毎日お仕事頑張って食事して、
夜お風呂に入って一日の疲れを流すことでしょうが、
お風呂で体を洗ったときにたくさんのが落ちますよね。

実はあの垢は20代くらいの方ならば、
およそ一か月前に生まれた肌細胞が
役割を終えて剥がれ落ちたモノなのです。

地層

どういうことかと言うと、お肌の構造は外側から、
表皮真皮皮下組織という層構造になっており、
一般的に皮膚と呼ばれる部分は表皮と真皮を指しています。

そして表皮はさらに薄い層構造になっていて、
外側から角質層(かくしつそう)、
顆粒層(かりゅうそう)、
有棘層(ゆうきょくそう)、
基底層(きていそう)となっており、
表皮は4つの層で出来ていながら
その厚さはおよそ0.3ミリほどしかありません。

ちなみに真皮の厚さはおよそ1.2ミリほどです。

美肌ケアなどで何かと話題にあがる角質層に至っては
その厚さは0.02~0.03ミリと非常に薄い膜であるため、
容易に傷付きやすいことは想像に難くないことと思います。

ですが、角質層がわずか0.02~0.03ミリしかなくても
保湿であったり紫外線などを防ぐバリア機能であったりと、
角質層はお肌にとって重要な役目を持った部分なのです。

もちろん皮膚は顔や体、手足といった
部位ごとに厚さに違いはありますが、
基本的な皮膚の構造は変わりません。

そして私たちの全身を覆う皮膚は日々生まれ変わっています。

新しい皮膚(肌細胞)が最初に生まれるのは基底層です。

基底層から生まれた肌細胞は次々生まれる
新しい肌細胞によって上へ(外側へ)押し上げられ、
基底層から有棘層へ、有棘層から顆粒層へ、
そして最後に角質層へと徐々に外へ押し上げられ、
一定期間、外界からの紫外線や病原菌などの
刺激物質を防ぐバリア機能として角質層に留まったのちに、
最終的にはとなって剥がれ落ちます。

この基底層で生まれてから垢となって
剥がれ落ちるまでのサイクルを
ターンオーバーと呼んでいます。

こうしてみると肌トラブルを解消するためには
お肌のターンオーバーを早くすれば良いように思うかもしれませんが、
実はお肌のターンオーバーは早くても遅くてもダメなのです。

<ターンオーバーが早くても遅くてもダメな理由>

・ターンオーバーが早いとどうなる?

肌の再生は早いに越したことはないと
普通は思うことでしょう。

ですが、肌の再生が早い=ターンオーバーが早いということは、
基底層で生まれた細胞が
早く角質層にまでやってきた未熟な状態なのです。

細胞には細胞核があることは
学生時代に勉強したことでしょうが、
基底層で生まれた細胞も
当然のことながら細胞核を持っています。

通常であればこの細胞は角質層に来るまでの間に、
核を失って薄くぺちゃんこになった
死骸の状態(角化といいます)になります。

そして核を失って角化した細胞(角質細胞といいます)が
規則正しく重なり合って出来た層が角質層なのです。

潤い

この時、角質細胞が規則正しく
重なり合っている状態というのが重要で、
この状態は肌内部の水分を閉じ込め
潤いのある艶やかなお肌の状態にあります。

ですが、ターンオーバーが早まって核を持ったまま
角質層まで来てしまうと核の分だけ厚みができてしまい、
肌の表面はデコボコというかゴワゴワというか、
そんな隙間の空いた状態になります。レンガ

よく角質層は規則正しく積み重なった
レンガの壁にたとえられますが、
角質層はまさしくレンガの重なりと同じ状態です。

レンガ一つ一つは核を失ってぺちゃんこになった角質細胞で、
レンガ同士を接着しているセメント部分は
細胞間脂質と呼ばれています。

ターンオーバーが早くなって核が残ったままの
細胞で構成された肌の表面はデコボコですので、
細胞間脂質も隙間を埋めきれずに
穴の開いたような状態になり、
肌の水分は失われやすくなります

さらに悪いことに、
この角質細胞には保湿成分である
NMF(Natural Moisturizing Factor=天然保湿因子)
というものがあるのですが、
早く角質層に来てしまった角質細胞は未成熟な状態のため
NMFが十分に育っていません

加えて細胞間脂質は50%以上が
セラミドという保湿成分で出来ていますが、
未成熟な角質細胞ですとセラミドも少なくなります。

さらにもう一つ、
未成熟な角質層では皮脂の分泌も少なくなります。

皮脂は角質層のさらに外側に皮脂膜という薄い膜を形成し、
肌の水分の蒸発を抑える保湿効果を発揮するのですが、
皮脂の分泌が少なくなると当然保湿効果は失われ、
肌はますます水分を留めておくことができずに
乾燥は加速します。

また、ターンオーバーが早いと
角質層はすぐに垢となってはがれてしまうため、
ただでさえ薄い角質層はますます薄くなります。

そうなると肌のバリア機能は失われてしまい、
紫外線や病原菌などへの抵抗力も弱まり、
様々な肌トラブルを引き起こす原因になります。

ターンオーバーが早くなって起こる
主なトラブルは肌の乾燥赤みかゆみです。

角質層の保湿機能が十分に働かなくなることにより肌の乾燥を招き、
角質層の薄さが紫外線などを透過させ肌は炎症を引き起こし、
赤みやかゆみを招きます。

肌のターンオーバーが早まる原因には、
角質層が薄いという事実を知らずに過剰に
洗顔やクレンジングなどで肌をこすりすぎていることが
多く挙げられます。

また、洗顔料などの配合されているピーリング成分も注意が必要で、
AHA(アルファヒドロキシ酸)に分類される
フルーツ酸(りんご酸やクエン酸、乳酸やグリコール酸など)は、
角質細胞を結び付けているたんぱく質複合体
溶かしてはがれ落とすものです。

ターンオーバーの遅い人には効果がありますが、
早まっている人には逆効果になるので
使用しないよう注意してください。

それらのことに注意しつつ、
さらに肌の保湿ケアも確実に行って、
ターンオーバーの周期が正常になることをじっと我慢することが
肌トラブルを解決する最良の方法になります。

・ターンオーバーが遅いとどうなる?

では逆にターンオーバーが遅くなると
古くなった角質がいつまでも残り続け、
肌は硬くなったりゴワついたり、
くすんで見えてしまいます。

では、なぜターンオーバーが遅くなるのか?

考えられる理由は低湿度冷えです。

角質層は角質細胞がレンガのように積み重なり、
その隙間を細胞間脂質が埋めていますが、
角質細胞どうしが崩れず繋がっているのは
接着斑(デスモソーム)という
たんぱく質複合体があるからです。

そして角質細胞が役目を終えて垢となって
剥がれ落ちることができるのは、
デスモソームを分解する
たんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)が働くためです。

ところが、デスモソームを分解するプロテアーゼは、
湿度が低くなると働きが悪くなります

そのため、湿度が下がるとプロテアーゼが働きにくくなり、
古くなった角質がいつまでも残って
ターンオーバーが機能しにくくなってしまいます。

また、体の冷えもターンオーバーの周期を遅くします。

よく、体が冷えると新陳代謝が衰えると言われますが、
新陳代謝とはおおよそターンオーバーと同義ですので、
冷えがターンオーバーを衰えさせ(遅くさせ)、
周期を遅くし角質層が厚くなって肌は硬くなったり、
ゴワついたり、くすんで見えてしまうのです。

さらに避けることのできないターンオーバーの遅れに、
加齢があります。

人間誰しも避けることはできませんが、
よく、歳を取ると傷が治りにくくなると言われます。

それは年齢とともにターンオーバーの周期が遅くなるためで、
新しく生まれ変わるのに時間がかかってしまうからなのです。


【スポンサードリンク】


<年相応のターンオーバーの周期はどれくらいが正常か?>

周期

肌のターンオーバーは早くても遅くてもダメと言いましたが、
では正常なターンオーバーの周期とは
いったいどれくらいなのでしょうか?

基底層で生まれた細胞が角化して角質層にあがり、
一定期間、肌バリアとして機能し垢となって剥がれ落ちるまでの周期は、
20代でおよそ28日かかります。

ですが、新陳代謝は加齢とともに衰えることはご存知のように、
肌のターンオーバーも加齢とともに遅くなっていきます。

30代で45日、
40代で60日、
50代で75日、
60代で90日

おそよこれくらいの周期がターンオーバーの
正常な周期であると言われています。

<ターンオーバー周期が早いのか遅いのかを判断する方法は?>

自分のターンオーバーの周期が乱れているかの判断は、
どんな肌トラブルに悩まされているかによります。

ひび割れ

すでに書いてきたように、
周期の早い人は角質層が育っていないため、
セラミドやNMFといった保湿成分が十分に機能しないために、
乾燥肌に悩まされていることでしょう。

加えてターンオーバーの周期が早いことによって
角質層が薄くなってしまいますので、
その薄くなった部分に化粧品やほんのわずかなホコリが触れただけでも
ムズムズとかゆくなるような敏感肌であったりします。

さらに本来備わるべき肌のバリア機能が正常に働かず、
紫外線によって炎症を起こし赤みやかゆみ
引き起こすといった症状があげられます。

逆にターンオーバーの周期が遅い人は角質層が剥がれ落ちずに
溜まっている状態ですので肌が硬くなったり
表皮を古い角質で覆ってしまうために
毛穴をふさいで皮脂や汚れが溜まりやすくなり、
それに伴ってニキビが出来やすくなったりします。

こういった症状をたよりに、
ターンオーバーの周期を正常にするための対策を取ってください。

<肌にできたニキビやシミ、傷跡を治すには・・・>

ここまでお読みいただければすでにお判りでしょうが、
ニキビやシミ、傷跡はお肌のターンオーバーを
正常に機能させれば自然と治っていくものです。

ですが、ターンオーバーの周期が乱れてしまうと
そのこと自体が原因となって、傷はともかく、
ニキビやシミは次々と出来てしまい
いつまでたっても治ることありません。

特に注意したいのは紫外線によってできたお肌のシミです。

紫外線メラニンシミというワードは
切り離すことのできないワードなので、
もしかしたら私よりも詳しくご存知かもしれません。

肌に紫外線を浴びると基底層に存在する
メラノサイトという部分でメラニンが生成され、
いわゆる日焼けと呼ばれる肌が黒くなる状態になります。

このメラニンは美肌の天敵のように見られがちですが、
紫外線によって被るDNAの破壊皮膚がんの発生を
未然に防ぐためにメラニンは生成されるのです。

そして通常であればメラニンは表皮で留まり
ターンオーバーによって排出されて元の肌色に戻るのですが、
あまりに過剰に紫外線を浴びすぎると
メラニン色素も過剰生成されてターンオーバーで排出しきれず、
基底層のその下の真皮にまで沈んでしまいます。

そして問題なのが、
真皮はターンオーバーしないということです。

ターンオーバーしないことによってメラニン色素は
真皮の中にいつまでも残り続けてしまいます。

これがいわゆるシミとか色素沈着と呼ばれるものなのです。

シミを作らないためには紫外線対策は当たり前ですが、
お肌のターンオーバーを正常に保つことも大切なのです。

ニキビもまた同じことが言えます。

ニキビのダメージがターンオーバーする
表皮だけ済めば跡が残らず治りますが、
ニキビが炎症を起こして化膿してしまうと
真皮にまでダメージがおよび、
ニキビ跡となって残ってしまうのです。

<まとめ>

よくターンオーバーを促進させましょうという
フレーズを耳に(目に)しますが、
促進という言葉は物事が早く進むように働きかけることで、
ターンオーバーに関しては早く進めてはいけません

あれは正確にはターンオーバーを正常化させることです。

正常化させることによって肌本来の保湿力であったり、
バリア機能といったものを取り戻し、
例えニキビメラニンができても
(シミは真皮に沈着したもので消えません)、
ターンオーバーによってきれいに治すことできます。

そしてターンオーバーの正常な周期は20代でおよそ28日ですが、
年齢によってターンオーバーの正常な周期は変わってくるため、
自分の年齢と照らし合わせて遅れているか、
早まっているかを判断する必要があります。

そして最後に正常なターンオーバーの周期を
保つためには毎日の食事や睡眠、
紫外線対策や血行を良くするための軽い運動など
健康的な日々の努力と心掛けが必要不可欠なのです。


【スポンサードリンク】


シェアする

フォローする